ファイザー社の皆様へ
ブログを書かなくても、施設長から怒られることはなくなり、誰も読んでないブログだし諦めたんだなと思いつつ久しぶりに書こうと思います。
先日、うちの施設は大体がワクチンを接種し、七夕祭り(超小規模)を開催した。
祭りは楽しい。暑くて、こんなに汗かいたのはいつぶりかなってくらいの汗が吹き出たけど楽しかったし、利用者も楽しそうだった。
まだまだ私たちの自粛は続いているけれど、ワクチンを接種して少し心に余裕が出来たし、本当に有難いことだと思う。やっぱり自分達職員がウイルスを持ち込む恐さに一年以上耐えるのは、かなーり辛いものがあったので。
あと私の密かな楽しみが奪われたのも、これまた辛かった。
十年余り自宅で母親を介護されていた家族さんが、コロナ前は会うと出掛けてきた話をしてくれていたのだけど、私はこの話を聞くのが実はめちゃくちゃ好きなのです。初めて聞いたときは夏祭りで、こんなに楽しんでいいのかな?と、私たちに任せて自分は遊んでいていいのかな?と笑いながら言われたことがある。
まぁ、いろんな意見があるだろうし、そんなことを討論する気はないが、いいに決まっているじゃないですか!と個人的には思っている。
以前いた笑顔と話し方がすこぶる可愛らしい利用者さんの家族さんは湿地に行くのが好きだったらしく、自分の時間をもって行けるようになったと忘年会で話してくれたことがある。
その時も、めちゃくちゃ嬉しかった。人生を楽しむ手伝いがちょっと出来ているなら、本当に嬉しいことだと今も思っている。
万が一、このブログを読んでいる人がいて誤解されたくないから言っておくのですが、家で介護をすることが悪いとかいうつもりは全くない。ただ大変な時や孤独や気を張って疲れてしまうことは、少なくなんじゃないかなと思うと、大変な部分を分けあえる所に、めいがなってるといいなーと思ってるって、それだけの話なんですよ。
で、ワクチンのお陰で以前の生活に、ちょーーっとずつ戻ったら、またあの楽しい話が聞けるのではないかと、今から楽しみの一つになっている。
そんな未来への希望も含めて、もろもろワクチンを接種したのが嬉しくてファイザーに手紙書こうかなと総括に相談してみたところ、迷惑だから止めなさいと諭されてしまった。
きっと届かないけど、ファイザー社の皆様には感謝しきりです。有り難う御座います。