アメリのおとうさん

アメリは2024年の3月にめいの家の子になった。
もう一年半も前のことだ。
一日目は水も飲まずご飯も食べず‥どうなる事かと心配もしたけど次の日からは少しずつアメリはお家を出て、部屋を出て、キャットウォークに登り歩き、キャットタワーの上から我々を見下ろして昔々からの主のように大きな顔してここにいる。
物おじしなくて、好きなとこを飛び回り、冷蔵庫の開く音がしたらどこからかやってくるこの可愛い子‼‼‼さて
アメリのおとうさんは持病があり思うようには動けない‥だからアメリはここに来た。お父さんのお別れしてここに来た。
三連休の最後の日、おとうさんがアメリに会いに来てくれた。
アメリはキャットタワーの一番上にいてお父さんを見つめてた。
分かっているのか いないのか‥さてさて‥わたしにはわからんけど。
キャットタワーから降ろしたアメリは逃げることもなくいつも通り冷蔵庫の前。
おとうさんから大好きなおやつをもらっていた。
とても自然に、ふたりは日常の中にあった。

「体の具合がよくないからこれで最後になるかもしれん。」なんておとうさんが言うもんだから‥お父さんが帰った後アメリはずっと窓の外を眺めていた。ずっとずっと眺めていた。「また来てね」と言ってるように。

子供の頃から5年、愛されて一緒に居た人を忘れるわけない。猫はそんな不義理じゃない。情の深い思いやりに溢れた動物だ。

また来てね、おとうさん。アメリとみんなで待ってるから、ね💕


とってもいい日だったね、アメちゃん💕

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