15年前の決断 北向彩子

  • 人は皆、お付き合いしている方と結婚が決まったら 半分地に足がついていない夢のような幸せの中で結婚式の準備、招待状の送付、新しい生活に向けて着々と現実とも向き合うことになります。
    人生で一二を争う幸せな時。
    もし、その時々に相手に「ん?」「ちょっとちがうなぁ?」なんてうっすら思う事があったとしても「ないない!そんなはずない。」と打ち消し
    不安にも思わず結婚に向かう!または
    結婚を止める、という思考にはなかなか行きつかないように思う。
    だって、大好きだし、世間体あるし、幸せだし、ちょっとくらいの行き違いは誰にだってあるし、わたしがんばるし!!!
    で、結婚した一人です、私。

15年前、北向彩子は結婚式三日前に結婚を止めました。
理由など忘れてしまったけど、衝撃でした。
あと三日でウエディングドレス、のはずが
奥さんになってパートで働く、はずが。
電話の向こうの彩子の声を今も覚えています。
「いっちゃん、やめた。めっちゃ泣くけどやめられたから。
一週間くれ!大丈夫やから」
頭真っ白の私は
「うん、一週間後、美味しいもん食べに行こ」と言い笑って電話を切りました。
約束通り一週間後 彩子はいつも通りやってきました。
世の中には、すごい決断をする人間がいるんだと思いました。
三日後の結婚を止めることができる事ではなく、
三日後に舞い上がるような幸せがあったとしても、ちょっと不安を抱えていたとしても 自分のことも相手のことも、そして両親のことも全部ひっくるめて自分がどこ向いて進んでいくのか判断できる事、
それを相手にちゃんと伝えることが出来る事。
すごい人、です。

まぁ、実際の彩子はとにかく口が悪く態度もでかい。
優しく慰めたり思いやったりはしないけど
相手の気持ちを受け取ることが出来る。
優しく抱きしめたりはしないけど、心を通わせることが出来る強さがある。

20年くらい前に 彩子とデブリーズを結成し、人数が増えてデブリーブスになり、解散後も一緒に踊っているわけで。
この先も 私が踊れる間は一緒に踊っていただけると嬉しく思う次第であります。

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