「外部評価」は金メダル！

介護の仕事には終わりがない‥いや　あるっちゃあるか。さよなら、があるもんね。何かを作る人は出来上がりがあるし、何かを売る人は売切れがあるし、「できたー！！」とか「終わったぁー！！」っとかっていう達成感は介護士にはあんまりない。お風呂で綺麗になったーとかよく眠れてよかったーとか全部食べたねっとかは日常だけどそれは誰かに褒めてもらえることじゃない。あたりまえ、のこと。仕事は大体ほとんどちゃんとやって当たり前。どんな仕事もそうだ。でも達成できた時の喜びは結構力になるでしょ。私たちにはそれがあんまりないから‥でもさ、褒めてほしい時だってあるやん。すごいよ、えらいね、って言ってもらえるだけで伸びるタイプだっているしね。みんなそうか、そうだよね。

先日からの冬季オリンピックを見ていて、私たちの金メダルは何だろって考えていた。金メダルもらったら私もっと頑張る子だけどなぁってね。じいちゃんばあちゃんの「ありがとう」だったり「あんたに会えて楽しかった」だったり、ご家族の「ここに来てよかった」や「幸せだと思う」‥ご近所さんの「がんばれ」「一緒に遊ぼ」なんかも。この地で頑張ってきた証みたいな気がするでしょ。

それがギュっと　ギュっと閉じ込められた一日がやって来ました。【2月26日外部評価】。今日その外部評価の報告書が届きました。そこには…「Be smile.Be happy.(笑顔で幸せに)」の理念の浸透と確かな実践がうかがえるグループホームですーと書いてくださっていた。また～職員一丸となって利用者とワクワクする毎日を作っている～と書いてくださって。そして、ご家族から、コロナの中頑張ってくれてありがとうって労いコメントも読み上げてくださったし、照れるし‥やっぱ照れるし、嬉しいし。でもちゃんと課題もね。「こここうしたらどうかな？」とか「こんなやりかたもあるよ」とか「こんな取り組みもできるかな」とか思いもつかなかった提案も！きっとね、金メダルもらった人たちもね、まだまだ目指すところはもっともっと上の頂でこんなもんじゃないからね、まだまだだよって思っているはずで。私たちもね、そう思わせてくださる。　　　　　　　でもちゃんとメダル掛けてくれるんだなぁ。がんばってるの知ってるよ、よくやった！って言ってもらってるんだ。「襟を正す日」でもあり、集大成、皆の一年間の頑張りを発表する日でもあって、褒めてもらって次のステージに進むための評価もしてもらえる　まさに充実感と達成感を体の芯まで感じられる素晴らしい日なの。

今年も職員皆の胸に　キラッキラ☆の金メダルいただきました！！

どんな世の中でも、全員で越えて行く。笑って越えて行く。また来年、笑って会いたいから、ね！