フォークダンスってご存じ?

私が子供の頃は、体育の時間にフォークダンスがあった。男の子と公認で手を繋ぐ、めちゃくちゃ嬉しいような恥ずかしいような、嫌いな男子とは絶対嫌だ!の感情が入り混じるドキドキ体育時間だったと記憶している。そのフォークダンスをただいま職員全員で練習中だ。今週の木曜日、「めいリンピック!世界を食べつくそう!!」って言う行事で全員で踊る。タタロチチカ?ジェンカ?マイムマイム?肩持ったり、手つないだり、メルシー!って叫んだりする。「じゃあやる?」くらいのテンションで始めたけどこれがまた、これがもうめちゃくちゃ楽しい!!!めちゃくちゃしんどい!!子供の頃はなんであんなに普通に喋りながら出来たんだって不思議いなるくらい息切れする。こんなしんどかった記憶がないよって言うと、子供だからねぇ。体力あるっしょ。ってみんな言う。でも、みんな笑っている。コロナで行事自粛が続き何もしない1年を送った。めいさんらしくないって言われたりした。仕方ないやん、こんな時にふざけてて感染したりしたら家族にも本人にも申し訳が立たん‥ってずっと思って悩んでの今回。久しぶりに行事やることにした。私たちは世界中の国の人に扮する。ちなみに私は、ドイツ人!ドイツ名物ウインナーとジャーマンポテトを配る役目。ビールも飲んじゃう!アメリカ人や中国人やフィンランド人、エジプト人・・みんな自分で考えたその国の人らしい名前を自分でつけて胸に張る。自己紹介とあいさつはその国の言葉で覚える。ビンゴで世界中のお菓子を当てる企画やスマートボールの大会もある。残念ながらまだまだご近所さんに来てもらうことはできないけど、今はそれでも開催できることが楽しい。皆で手を繋ぐことが嬉しい。練習でお腹抱えて笑って倒れこんで、ヒイヒイ言いながらみんなは本番に思いを巡らせて、何着ようか、誰と踊ろうか、どこに座ろうか、誰が何を食べたいだろうか・・この感じが「めいの家」なんだ。まず、職員がめちゃくちゃ楽しい‥から始まる。皆が喜んでくれる顔想像してワクワクする、に繋がっていく。この自分たちがまず楽しむことから始めるところが、私が一番めいの家の職員をリスペクトしているとこ。誰も嫌だぁ~って言わないのよ。みんな真剣に仮装し、みんな真剣に踊って歌う。職員の気合が入りすぎて利用者が置いてきぼりになることもあって、でも連れて行く!!みんな最高に楽しいとこまで連れて行く。私は「してあげる」という言葉が、心が嫌いです。コーヒー淹れてあげる 連れてってあげる 一緒に行ってあげる・・してあげてることなんか何もないんだよね。してやってることもない。して差し上げてることもない。させていただいてることもない。どれも違くて「一緒にしている」「一緒にしよう」が正しい。何が言いたいかって言うとね、上も下も中間もなくて私たちめいの家はみんな一緒ってことかな。利用者のおかげってこともいっぱいあるし職員のおかげもある。出来ない事補い合ってめいは成立している。バカばっかりだけど みんななかなか一人前になれないけど それがいい味出してんだよね。これまでにいろんな事やってきて夢中になってみんな揃って頑張っていることが誇りなんで、フォークダンスだって本気だからね!楽しい1日にします!!ドイツ人さんの名前って何がいいかなぁ・・バッハ?オリバー?悩むなぁ😢 また、めいリンピックの報告します!

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