愛と希望と勇気の日

今日は何の日…。「今日は、愛と希望と勇気の日です。」雨だったからね、朝から乗り込んだ我が家の車に教えてもらった。え!アンパンマンの日?!って大笑いしちゃった。
でね、気になって調べたら、笑い事じゃなかった。
1958年(私の生まれた年です!)、南極観測船で南極に向かった11人の隊員と15頭のカラフト犬。悪天候で隊員はヘリで救出、犬は置き去りになった。次の年1959年1月14日は氷原で生きていた二匹の兄弟犬タロとジロを発見し救出した日なんだって。だから愛と希望と勇気の日、なんだそうです。

そして、めいの家のコテツちゃんは、去年の愛と希望と勇気の日にやって来たのでした。今日で一年。一緒に過ごして一年が経ちました。トボトボと覇気のないコテツを抱き上げ幸せにすると誓って吹田保健所から連れて帰って来たのが去年の今日です。彼は帰りの車の中でもうすでに頭角を表していて、元気のなさはどこへやら・・それから一年間彼は 知り合ったすべての人たちに愛されて、自由に生きている。


ぼく楽しい!!

三階フロアはマイハウスで、一階はガーデン。どこに行っても全員に飛びついてちょっと嚙んでおやつもらって。皆のこと大好きで叱られても叱られてもめげない強い気持ちを持っている。とにかくかわいい奴だ!

タロとジロが見つかった愛と希望と勇気の日にここに来て、天皇陛下と同じ日が誕生日で、こんなに元気にやんちゃに生きていて感動です。

さて、1958年の2月に犬たちを吹雪の中、鎖につないだまま置き去りにして帰って来たんだけど。南極の生態系を守るためにもつないだままじゃないと駄目だったんだって。んーってなるけど。ヘリコプターには重量制限があってどうしても15匹の犬は乗せられなかったそうです。繋がれた首輪が運良く外れたから生きていたのだし、首輪が外れず死んだ仲間犬をタロジロは食べてはいなかったし…奇跡の生還なんですよ。ただ、その陰にはもう一匹の犬ぞりのリーダー、リキさんというカラフト犬がいた。雪が解けた観測所でリキさんの遺体が見つかったらしい。幼いタロジロを守って力尽きたという説‥。わんこ大好きな私は、このお話を映画化した「南極物語」主演:高倉健さん。最近では主演:木村拓哉さん。この作品を最後まで見る事ができてない。どんな事情であっても私、置いて、繋いだまま、一年間も自分が生きるために…って良からぬ方向に話が行くわ。一年後、南極に降り立った日本人にタロジロはしっぽを千切れんばかりに振って出迎えたんだとか。愛おしい。(一年ほっといたのはどうしてか、そこ知りたいわ!)

見にくいけどタロジロ。胸が白いのがジロ。

「愛と希望と勇気の日」の今日。犬も人間も猫も鯨もすべての生き物の命を考える日になりますように。

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