健康
この67年と1ヶ月、私は割とずっと元気に生きて来た😘
そう、2年前に冠動脈が閉塞しかかっているのを見つけてもらってからあれこれ見つかって、でも恐々なりに今となって思うのは入院生活さえ楽しんだように思う。
大好きなジェラピケさんのパジャマを着て大好きなデコルテさんの香水を部屋中に振りまいて大好きなアメリカの医療ドラマを全部見てブログを書いて気ままに過ごす3泊4日の入院生活を5回。泌尿器の一回を除いては快適に入院したし7階の入院棟の皆さんに感謝しかない。
そのたった一回の泌尿器の手術も術後も、そして退院後も私には悲惨な日々だったんだ。尿意と排尿痛、鋭く痛いあの痛みが私の平穏な日々を変えた。そして血尿を見るたび心が沈んだ。…だからきっと「病は気から」だ。痛いのは痛いのよ。でも、次トイレ行ったらまた痛いんだろうな、また血が出るのかな、ってずっと思っている。ずっと頭の中のほとんどがそれしか考えてない。でもそれが毎日でいつ終わるかもわからなくて不安とかそんな言葉じゃなくて…これはただただ心が病んでいる。今はわかる。その時はね、必死で。ただ必死で自分のことしかなくて。娘たちは言う。「痛いと人って笑わなくなるんだね。笑わなかったよね、ずっとどこかを見つめてたよ。」そんなつもりはないのに・・でも私はその時の痛みに耐える事と次痛くなるだろう恐怖とそれがいつまで続くかという崩れそうな気持を踏ん張って持ちこたえているだけで精いっぱいくらい辛かったんだと今も思い出せる。今はその時の自分を「たいへんだったね」って背中さすってやりたい気持ちだわ。
さて、何をいまさら言いたいかと言うと、病は気から‼‼‼だからね。大事なのは心を軽くすることなんかもしれん。理解して寄り添うとか、優しく手を握るとか傾聴とか‥いろいろ福祉の教科書にはあるかもやけど 私は一緒に泣いてもらってもそばにいてもらってもなんも変わらん気がしてる。根本を治さんとなんも終わらんからね。
「病院行って痛いから何とかして!って言っておいで」って娘たちに言われて明日が明るく見えた。明日病院に行ったら治るかもってね。≪健康≫に勝るものなどない。どんな欲望も希望も展望も、元気だから見えるのよ。病の先にまずあるのは健康。なんでも欲張れる元気があれば何だって叶う気がするものよ。
みなさん、ほっとかないで痛みや???って思うことがあったら病院に行ってくださいよ。早く!しっかり見てもらってくださいよ。早めの受診があなたの夢を叶えます!だよ!

笑って笑って生きましょう‼‼‼‼‼