💕20th ANNIVERSARY💕
2005年、9月1日めいの家は始まった。たった二人の入居者さんと空っぽのデイに、職員は10人以上いた。笑
私47歳‥‥だったんよねぇ。娘たちは19歳で16歳。
こっから先どうなるかもわからん怖さも、不安も、心細さも、なんもなかった。ただ、ここに集まってくれるだろうお仲間を想像して楽しかった。ブランコを買って、たこ焼き屋さんを作って、かんたを飼って、思いつくことが私の両手から溢れていた。あれもしたい!これもしたい!って、ね。
もう20年も経ったんか‥っていう思いとまだ20年か‥という思いは交差してるけど やりたいことは終わらんもんやなぁとつくづく思うよね。
めいの家を始めた時の一番は、「ちょっと待って」と言わない介護。待たせっぱなしにしないこと。行きたい時に一緒に行きたい人と行きたいところへ、食べたい時に一緒に食べたい人と食べたいもんを食べるっていう当たり前のことができるところにすることだった。今も変わらん。一番はそこ。
二番は、いろんな事情で親と暮らせない子供たちとじいちゃんばあちゃんの施設を融合すること、そして猫も犬も…。
子供たちの施設というかファミリーホームを作る規程が難しすぎて、介護士にはできそうもない。由香は社会福祉士も保育士も資格を取ってくれたけど経験もいるし別棟に土地もいる‥それにまずはビジネスとしては成り立たない。どうにかならんかと今も試行錯誤‥行政の決まりごとの壁は高くて分厚い。赤ちゃん背負った婆様が、上手にあやして寝かしつけ、学校から帰ってきた子達が婆様のお炊事の邪魔をしながらお手伝い‥‥こんな風景を未だ描いている。もちろんテレビの横にはアメリがまあるくなって眠っていて、コテツやハナが子供たちの帰りをしっぽ振り振り待っててね。良き絵だろ?!?
20年間、お付き合いくださった皆様 素敵な時間を本当にありがとうございました。今からもまだまだ面白いこと見つけつつ夢に向かう所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
バンザイ‼‼‼‼20周年‼‼
