かれこれ20年?浦田秀子。
誰かが、「友達」は嫌いなとこ10個以上言えなくちゃね。と言っていました。
嫌いなところが10個以上あっても一緒にいて楽しくて、その10個をなかったことにするくらい大好きが上回るいいとこがあるから「友達」なんだと。
なるほど・・。
じゃあ私は、めいの家の全員と友達になれる。笑
浦田秀子、めいの家に特別養護老人ホームから一緒に来ました。
一緒に特養でそれぞれの階のリーダーだったか主任だったか?をしていました。
わたしと浦田が話していると、必ず人が遠巻きに集まってきます。
いつも喧嘩していると思われます。
大きな声で言い放っているのは私だけで、浦田は感情的になったり暴力的になったり絶対しない人で冷静沈着、良妻賢母って思われがちな真面目に見えるいい人。
必ず私が悪者 に見える。どーもそこはずっと20年間気に入らんとこ!
でもまあ
言いたい事を言い切ることが出来る数少ない友達で。
もっとも、浦田が友達だと思っているかどうかは聞いたこともないのでわかりませんが。
浦田には裏切らない正義があって、前の施設で私が理事長に首を切られることになった時、理事長のとこまで直談判に行き理事長に「帰れー!!」って叫ばれ
にっこり笑って「帰りましょう」と席を立ち余計に理事長を怒らせるという
笑い話のようなことを真面目に普通にやってしまい、「あんなことしちゃったー」とか
「どうしようーおこらせちゃったー」とかは一切なくスッキリしちゃう人。
後悔ばかりしている私にはなんて!なんて!潔く気持ちいい性格なんだろう!と
思わせてくれました。
それから20年後の今も、まぁちょっとゆるくまあるくなったにしても浦田流正義は健在で、コロナの時 私たちにできる事ガーゼマスク作りを仕事時間以外ずっとミシンに向かい頼まれた納期を絶対に守り完成させてくれました。
誰かに私ばっかり大変って愚痴るわけでもなく、めんどくさいと投げ出すこともなく最後まで使いやすく優しいマスクを追及していました。
言葉に衣着せず言いたい事を冷静に静かに言う、その冷静さにイライラすることが未だにあるけど浦田がフロアにいると安心できる。
この先、近い将来に私も浦田も引退する日が来る。
最後は、二人で歌って踊ろう。
何の曲にしようか、考えるだけでワクワクする!!