2020特別な一年。

今年は特別な一年だ。しんしんと寒い2月からコロナの渦に巻き込まれていき、あれよあれよという間に、「stay home」。
私は今日まで一度も朝まで眠れなかったことはない。目がさえて夜中に「どうしてこんなもの買っちゃったんだろ?」と驚き慌てるものをポチッと買ってしまうことはよくある。一番驚いたのは四角いフライパン8点セットにまな板のくっついたナイフがおまけについてくるっていう謎の真夜中ショッピング!数日後、巨大な段ボールが届いておったまげた。が、買い物したら気が済んですぐに眠ってしまえる。そんな私が、寝る前にワインを飲み始めた。何を悩んでいても考えなきゃいけない事が山積みでも「明日考えようっと」と眠れる。繊細な方々には信じがたい、いい加減な人間がワインをちょっと飲んでから寝る、っていう・・くらいに寝つきが悪くなってしまった。この半年ほどで私はかなりワインに強くなり一口が二口に・・半分から一本に。と言っても250ぐらいのミニボトルですよ。毎夜毎夜、今夜明日朝誰かが熱を出したらまず何をすればいいんだろ?デイは閉めるのかな?一人暮らしの方はここに泊まってもらう?グループホームに泊まり込む?質問は巡るけど誰も答えてくれない。今、誰の答えが正しいのかもわからない。・・で、どんどん飲むっていう、ね。 高齢者施設の方々は皆私と同じ気持ちでこの特別な一年を過ごしたはずで。「もし今、母がコロナになっても大丈夫だから。誰のせいでもないから。 よく頑張って下さってるって思うよ」、国民全員に配られた10万円の支援金を「母ならきっとこうすると思うから」と頑張っている職員においしいもの食べさせてあげてと言ってくださったり、じいちゃんばあちゃん一人分ずつカワイイハロウィンの袋に詰めて届けてくださって「がんばれー」って。亡くなって何年も経つのにね、今もめいの家を心配してくださる方々や、なんか欲しいものないの?って聞いてくださって・・来年はいいことあるよって獅子舞買って下さったご家族も。これがめいの家の誇るご家族です。ご家族の染み入る言葉の、心のお陰でがんばれているのです。

今年は特別な一年だ。優しさいっぱい頂いた。決して辛い悲しい自由のない2020年だったとは思いたくない。不安は尽きることなく2021年に持って行くんだろうけどそれでも、この特別な一年に生きた意味があるはずで。この職員とこのご家族とここにいる皆さんと越えて行きたいと強く思う。強く願う。

ただ、ワイン飲みながらポチっと訳のわからん真夜中ショッピングをするのは今年で終わりにします。はい。

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