緊急時の心得

最近、ヒヤッと慌てたことがあって。
自分で歩いてる婆様がね、理由はないけどお風呂場に入って行っちゃって‥どこ行ったんだろ?って思った職員がお名前を呼んだ。そしたらね、呼ばれたーってきっとね、思ったんよね。後ずさっちゃったら、転んじゃって。歳を取れば取るほど思いがけないことに弱くなる。びっくりしたり、ドキッとしたら慌てちゃっていつもなら大丈夫なこともできなくなったりしてしまう。これはあれか。高齢者じゃなくても一緒か!ただ、ピンチに弱くはなっている。なかなか冷静に判断できん。

その20分後、報告を聞いた私は防犯カメラで転倒の瞬間を確認しようとアプリを起動した。そしたらね、その婆様をお風呂場に誘導している姿がLIVEで映っていた。「ちょっと待ってー‼‼‼‼‼」携帯に向かって大声が出た。

二本の足で歩いている人間は、歩いている間は誰しも転倒の危険がある。高齢になればなるほど、筋力が弱くなり骨も脆く体力もな反射神経も鈍くなるから転倒リスクは上がる。だから私はご家族に絶対に転倒しないなんて言えないし、家で起こることはここでも起こります。一瞬たりとも目を離さずずっと横についてるわけではないから、転倒の可能性はゼロではないです。と言います。ただ、できる限りの協力体制で見守っていく所存です!って伝えます。

ヒヤッと慌てたのは転倒後の対応だった。今しがたアコーディオンカーテンに掴まって大きく転倒した人をすぐに起こしてお風呂に入れようとしたこと‥でして。すぐさま電話して入浴を止めさせたのは言うまでもないのだけど、ね。もし、あの時防犯カメラを見ていなかったらお風呂入ってしまっていたんだと‥ぞっとした。ぞっとして、大声で怒鳴っていた。どれくらいかというと‥100mくらい先の人にでも私がものすごく怒っているのがわかるくらいの大声でね。で、すぐさま、アナログだけどいっぱい書いた。職員の心得や、緊急に起こりえる状態と対処法。わたしたちにできることを書きなぐった。今日みんなに話そうと思う。冷静に話さなければと思う。

しっかりと命と向き合い、自覚と覚悟をもってこの仕事に取り組んでいくことを誓おう‼‼‼‼

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