クリスマスには全員で愛を込める!!

便利屋さんの指示の下、皆で一日かけて設置するのが毎年の一番大変な作業だ。屋根にも登るし、5mくらいあるクリスマスツリーにだって這い上がって飾りつけする。15年前からイルミネーションを設置してくれている便利屋ももぞうはめちゃくちゃ怖いけど、その怖さに耐え職員は毎年がんばっている。暗くなって電気のスイッチ入れた瞬間の感動を知っているから・・だろうね。
このイルミネーション点灯期間を 私たちは「ラブホテルめいの家」と呼んでいる。本当に7年前くらいに一組のカップルが車でラブホテルと勘違いして訪れたことがあるほど本気の昭和のラブホテル仕様になる。5年前からは近所の子供たちと点灯式をしていてイルミネーションの下でみんなでビンゴ大会をする。子供達には一年間いろんな行事に参加してくれてありがとうの気持ちで その年一番はやっているおもちゃやゲームソフトをプレゼントする。寒い寒い駐車場でイルミネーション輝く中爺さんもばあちゃんも子供たちもキャッキャ言いながらビンゴに夢中になる点灯の日が私は大好きだったけど、残念ながら今年は、コロナで何もできない。
でも、それでも、イルミネーションだけは今年も輝かせたいから、
11月29日、大きな声で「3.2.1.点灯っ!!!!」って叫べないし、「うわーきれい!」ってはしゃいでくれる子供たちもいないけど、取り付けに参加した職員とグループホームのばあちゃんたちが静かに点灯した。
医療の方々、介護の方々にエールを送るブルーライトと大きな大きな夢いっぱいのクリスマスツリーを通りすがりに眺めてください。
ちょっとだけほっこりしていただいて
ちょっとだけ笑顔いただけたら、それだけでうれしいのです。

どこにも遊びに行けないうちのじい様ばあ様たちへ
なかなか自由に家族に会えないご家族の皆さんへ
いつも何かと我儘聞いていただいているご近所さんへ
お買い物もデートも宴会も自粛してくれている職員へ
日常がすっかり変わってしまった中で頑張っておられる皆さんへ

今年のイルミネーションに 感謝と、愛と、希望と、勇気と、夢と、幸せな気持ち満タンに詰め込んでおきますから!
是非、お越しくださいませ。

そして、よかったら声を掛けてください。
イルミネーションの下で あったかいココアでも。ご一緒にいかがですか?

次の記事

グループホームの「約束」