コロナワクチン・・に救われる夢
5月21日、グループホームにお住いの方で接種を希望する方々と職員全員のコロナワクチン一回目の接種が終わりました。
2人のホームドクターと訪問看護師、クリニックの看護師さんがとても手際よくスムーズに和やかに滞りなく進み、先生方は皆さんの様子を逐一見に行ってくださって何事も起こらず ほんの少しホッとしました。
腕が上がりにくいとか、痛いとか・・ちょっと熱っぽいとかくらいの副反応はそれぞれあったけど、まあまあ何とかみんな元気です。
じいちゃんやばあちゃんたちは、注射したこと忘れている人が殆どでどっこも痛くないし熱なんか出た人は一人もいない。
もしもこれで少しでも早くコロナが落ち着いたら という「たら」「れば」の話。
これが落ち着い「たら」私は皆で旅行に行きたい。毎年皆で行ってた ただ温泉入って宴会して飲んで修学旅行みたいにみんなで寝て道の駅でソフトクリーム食べて帰ってきて厨房さんが作ってくれる懐かしいカレーを食べながら山のような旅の洗濯物を片づけるという 嵐のような一泊旅が今懐かしくてたまらない。
当たり前の毎日は、当たり前じゃなくなったんだなぁ簡単に。
もうちょっと「ありがたい!」って思いながら過ごせばよかったよ。
次の接種は6月11日で2回目が終わって2,3週間たつと抗体ができるらしい。
そうなるとみんなでマスクを外してご飯食べていいって感じ?かな。
ちょっと近所のコンビニくらいなら行ってもいいって感じ?かな。
私は佐竹さんや一心さんに会えるかも?!
とにかく当たり前の日常の中にあった景色がいっぱい浮かんだ。
浮かんだだけでちょっとニンマリしちゃった。
ワクチンが全てではないし、有効かどうかなんてわかりません。
でもそれに頼って日常の半分でも取り戻せたら、
そして、当たり前だったころのイベントや旅を
また当たり前に出来るきっかけになったら、
そして何より
ワクチン接種で、腕が痛いとか注射が嫌だとか言いながらそれでもこれで利用者に自分がコロナウイルスを持ち込んで辛い思いをさせずに済むかもって言うちょっとした期待を持っている、ホッとしている職員たちの笑っている顔が一番、一番の私の安心でした。まだまだ気を抜いてはいけません。家に帰りつくまでが遠足です!という幼少期時代の園長先生のお言葉どうり特効薬ができるまでは恐怖と闘いましょう。以前の日常通りにはいかなくても希望をもって「たら」「れば」を妄想します!
非常事態宣言下でできなかった春祭りを「初夏祭り」として昭和を彩ったスターたちに仮装し昭和に流行った美味いもんを食べて、消えた昭和の流行りもんを再現する企画は原田が「当然!やるっしょ!」と言っていますから・・抗体ができたらしき頃にやろうということになりました。
ワクチンで何が変わったわけじゃないけど。みんなの気持ちは柔らかくなりました。
「さぁ 旅に出よう!」と言える日を笑って待てる。
余裕です!!