技能実習生 これからの五年間。

去年の12月にコロナの中、日本に来て2月からめいの家でバイトし始めた

サンバ・ウンバラと

リキ・フェブリアンシャー。

二人はいろんな試験をクリアして、来年の4月から5年間晴れてめいの家の職員として働くことに決まった。
決して裕福なおうちの子たちではなく、何度も何度も学費が払えなくて泣きそうになって、電車代がなくて学校に行けず、食べるものがなくて塩と米でやり過ごし、ここまで来た。バラはめいの家が借りている近所のアパートに住んでいる。リキは仮装道具や書類を保管している隣のマンションの一室に間借りしている。二人ともめいの家の目と鼻の先に住んでいて学校は休んでもバイトはほぼ休まずに学校→バイト→学校→バイトをこの一年繰り返してきた。それってすごい!でも、すごいのは、本当に感動するのは、うちの職員だ。試験の前は、家まで呼びに行ってでも勉強を教える由香、お金が足りない原因を何日もかけて表やインドネシア語の訳を付けて説明し、資金計画を立てるぴい、宿題のLINEに何時になっても答え、お寿司とって二人に食べさせる原田、どんな相談にも嫌な顔せず何時間もかけて乗り、学校のアパートから吹田への引っ越しも仕事終わりに車出してくれて、伏見稲荷に行きたいと言えば連れて行く山本、息子の着ていたお洋服や布団を着なさい、と持ってくる浦田、これ着るか・・ってぶっきらぼうにトレーナーを手渡すあやこ、休憩時間に学校のテキストを広げさせわからないところを懸命に説明する皆、午前中働いて学校に行く二人にお弁当詰めて持たせてくれる厨房さんたち、全員が二人のために一生懸命考えて行動してくれている。そして今、二人は頭の先から足の先までめいの皆にもらったお洋服や靴で埋め尽くされている。笑 電子レンジ買ってもらったり、もらったテレビつないでもらったり、暑い国の子たちだから寒さに弱いだろうとお布団や毛布もらったり、絨毯やフライパン、食料など 生活の全てを支えてもらっている。それは、普通のことじゃないんだと、とてもありがたい事なんだよと山本はずっと二人に話している。感謝できる人になれってね。皆の優しさがあって二人は技能実習生になることができた。二人は「ここで働きたい」「ここしか考えてない」と先生に言い切った。これがみんなが二人を支えた答えなんだろう。二人そろって働くことができるようになって胸がいっぱいになった。知らない国日本にお金もなく不安と希望いっぱいにやって来たこの子たちが今はちょっと言い返すこともできるようになって、原田に怒られて「何回言ってもわからんならインドネシア帰れ!」とか言われても平気。「挨拶ちゃんとしろ!朝から機嫌悪い顔すんな」って怒鳴られても平気。由香に「何回同じ質問する気?やる気ないなら帰るよ!」と言われ、ぴいに「ばかなのか?」とあきれられても、へこんだりしない。信頼関係のなせる業。怒られてんの見るとかわいそうになるけど・・二人は大丈夫・・らしい。皆に感謝しているんだって。ちゃんと怒ってくれて、ちゃんと仲間に入れてくれて、ちゃんと期待してくれていること。

バラがもらってばっかりで悪いからってみんなになんかプレゼントしようとしている。それを知った由香にバラはめちゃくちゃ叱られた。「今じゃないやろ!」「今バラがする事そこじゃないやろ!」ってね。リキがみんなにインドネシアのラーメン買って来た時も原田や山本に「何にお金使ってんねん!自分で食べろって!!」と怒鳴られていた。

本当に、本当に、誇りに思う。本当にいい奴らに囲まれて幸せだと心から思う。なんでみんなこんなに優しいんだろね♡この強みがあればなんだって叶う気がしてくるよ。

どうか皆さん、4月から五年間、技能実習生バラとリキをよろしくお願いいたします。そして三年後には介護福祉士の国家試験に合格して世界の福祉の未来を担う人になってほしいものです!

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