襟を正す日 「外部評価」
一年に一度、グループホームは「外部評価」を受ける。外部の評価機関が来て話を聞いてくれて書類を見てくれて職員の話を聞いて実際のフロアを見て、皆と一緒に食事して一日かけて私たちの一年を評価してくれる。この外部評価は、私たちにとっては「監査」なのだ。監査だと思って取り掛かる。三か月に一度内部監査を繰り返し、書類整備担当の係がいて、できていない書類については、叱られるし残ってでもやって帰ってくださいときつく言われる。うちの職員は皆長く働いている人ばっかりだからね、今更こんなこと言わせるな‼感と圧が凄い!みんな自分の係に責任を持って取り組んでいるからねっ!
そして毎年外部評価を受けていると二年に一回でいいよ なんていう特典もあったりするが絶対私はこんな誘いに乗ったりしない。二年に一回になってごらん‥今でもケツ叩きながらじゃないと完成しない書類が二年分溜まってごらん!悪夢だよー!!
職員のために、私のために、絶対毎年評価してもらう。これからもずっと。
もう一つの理由は、外部評価の前に評価員さんが家族さんにアンケートを取られる。
内容はほぼ内緒で教えてもらえないんだけど、一つだけ「施設に希望する事」だけ伝えてもらえる。そこには毎年胸が熱くなるようなエールが届く。私たちを思ってくださっている家族さんの優しさがいっぱいなんだ。思い出しても泣きそうになる。
その言葉に、勇気や力をいっぱい貰ってまた一年頑張れる。
そして最後に、私たちを忘れずにいてくださる評価機関の評価員さんたち。
心のこもった助言と、熱意のある指摘の数々に明日が見えてきます。
決してダメなところを見つけに来たんじゃないとよくわかる方々です。
実は、大好きです。
今年の春、介護保険法の改定で必ずしも評価機関で受審しなくてもよくなった。
いろんな考え方があるだろうけど、私はね。
第三者の方に 褒めてもらう事も、褒めてほしくて頑張ることも、指摘されることも、指摘されてクソーって思って頑張ることも、家族さんの染み入る言葉も、全部が私たちの明日につながっていることは絶対だから。わたしは「外部評価」を評価しています。
外部評価の仕組みがなくならない事を願いつつ、来年2月の外部評価目指して
めいの家の正義を貫きたいと強く思っています。
来年の2月にはいっぱい自慢できることが増えていますように。
コロナに負けないでみんな元気に楽しい事いっぱいできますように。
めいの楽しい事を一緒に喜んでくださる評価員さんに、
愛をこめて・・
また来年の冬 お会いしましょう♡♡
宮崎さんのこのブログ、何度も何度も読み返しています。
調査員冥利につきる言葉、ありがとうございます。
来年訪問するまで、私たちも調査員としての腕を研いておきます。
今、めいのお家の職員さんのお顔が一人づつ浮かんできます。お元気でね。
ありがとうございます。毎年 勇気や頑張る力をいただいているのは私の方です。私たちはなかなか誰かに評価されることはないから自分たちの中の良心を信じて私たちにできる事をするしかないですが、一年に一度「外部評価」の日だけは褒めていただいて、エール送っていただいて、お話いっぱい聞いていただいて、一つ一つ指摘していただいて、先を示していただいて、鋭く怖い部分もあるけど私たちの本音に刺さる気持ちも理解してくださっているありがたい素敵な日です。「外部評価」の一日があるから一年を数え頑張る一つのゴールであしたからここを正そうとスタートする日でもあります。緒方さん!!感謝しているのは私の方です。緒方さんに出会えたことに感謝しています。これからもめいの家全員、どうぞよろしくお願いいたします。
オンブズマン機構の事務局・中島です。
外部評価は、評価機関や調査員も評価される機会だと考えて取り組んできました。
私は訪問は出来ないでいますが、報告書を通し、すっかり訪問した気になっています。
3人目の調査員と思ってもらえるように、と。
本当に私ども評価機関が前向きになれるお言葉の数々ありがとうございます。
私も、きっとめいの家さまに伺えるよう、がんばります。
これからもどうぞどうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは。「外部評価」が始まったころは本当に嫌でした。笑 でも年々書類整理が上手くなっている職員や行事の度に「この写真、外部評価の時に見てもらおう」って言っているののを聞く機会が増え、私たちは一年に一度のこの評価機関もめいのメンバーのような気がしています。褒めていただいて勇気もらって指摘されて悩んで方向転換するきっかけをもらう・・一年に一度自分たちを振り返り初心に戻すきっかけをいただく。そして、来年こそって思うのです。こちらこそ、ありがとうございました。正しく導いていただいています。
中島さんとマスクを取ってお会いできる日を楽しみにしております!!