デイサービスって本当に難しい!!

朝、車でお迎えに行って、お風呂に入ってご飯を食べて、体動かして頭もちょっと使って、車で送っていく。簡単にまとめるとお年寄りの「保育所」的な。
家族の時間を作るための場所でもある。
というデイサービスの一日は時間に追われている。
お迎えに行って到着した方から朝風呂に入り、皆でゲームをしたり歌ったり。
厨房自慢のランチをいただき、お昼からはカラオケしたりお話したりヨガしたり15時くらいになると次々帰路につく。夕食を召し上がって帰る方を送り終えると19時近くになる。

デイサービスっていっぱいあるから皆さんあちこち見学に行かれてなかなか利用につながらなかったり、インフルエンザや骨折や病でお休みになったり入院になったり、他のデイに行かれたり、まあいろいろあって急に利用者が減っちゃうなんてことはよくあることで、かと思うと次々新しく利用してくださる方が増えてみたり・・経営する側にとってはジェットコースター並みに心臓に悪い。こんなに儲からん、先の見えないサービスはない。世の中には振り向くとデイサービスがある。どこを歩いていても○○デイサービスっていう看板見るでしょ?いっぱいあるのよ。お年寄りが健康に歳を重ねるために、ご家族が自由でほっとする時間を確保するために必要なサービスだと思うし、いっぱいあったら選べていい。質も上がる。ただ、家族の想いと私たちの考えていることが違っていたりすることはよくある。たとえば・・一人で立ってトイレに行くことはできませんからおむつで対応してください、という方がいらっしゃる・・でも立てるしおしっこしたい感覚もある、となると介護士はみんなこう思う。「トイレでおしっこできちゃうんじゃないかな?行ってみよっかな」って。そして出来たらいいなってワクワクしてしまうのです。ですが、家族はそんなことは望んでない場合が多くてね。若い頃の私は愕然としたわけです。出来ることをさせてあげられないって?どういうことよ。まだまだいろんなことできる未来があるのに何それって鼻息荒く怒っていたのですが、そこには深い深い家族の気持ちがあったんです。デイに行ってる時はいい、ヘルパーさんが来てる時はいい。でも、夜家族だけになって、何度も何度もトイレに行ったり、歩けるようになって出て行ってしまったり転倒したりご近所に迷惑かけたり・・歩かないでじっとしていてほしい・・それなら一緒に居られるの。一筋の縄では考えが及ばない。正しい事は一つだけじゃない。正義は振りかざすもんじゃない。家族と一緒に暮らすために今できることを一緒に考えるのがデイサービスの一番大切な役割です。そう理解できるようになるまでに、私は何年もかかりました。デイサービスめいの家は、基本決まった日常はありません。ただ、今日ここに来てよかったぁ!って思ってもらえるようにいっぱい笑っていっぱい食べて、いっぱい喋ってあったかい気持ちで「またね」って言えるよう精いっぱい楽しい時間を作っていきます。これからも、ずっと笑い声が響き渡るデイででありたい。家族の気持ちに向かっていくことも忘れずにいたい。

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